Numéro TOKYO 編集長 田中杏子さんの連載が、
タイトルを改めてリスタート。
「素敵な装いには、秘密がある」をスローガンに、
スタイリングの“虎の巻”をご紹介。
第一回目は「ストリートアイテム」の効果的な
取り入れ方について。
スパイスとして機能させるための、
色やシルエットの法則をレクチャーします。
大人も心を掴まれてしまう、注目のベアモチーフ。
水玉のブラウスやロイヤルブルーのコーデュロイパンツなど、
キャッチーな柄と色合わせで、気分をぐっと引き上げて。
トーンを寒色で揃えると、子供っぽくならず洗練されます。
ミリタリー要素の強いカーキのキルティングジャケットは、
同素材のスカートと合わせ、きれいめのセットアップスタイルに。
レースのラッフルを覗かせたり、足元はローファーで締めるなど、
エレガントなディテールで、女性らしさもアピールしましょう。
ルーズなケーブルニットを都会っぽく洗練させるなら、
色数を絞り、シルエットに緩急をつけるのがポイントです。
ボトムはタック入りのジョガーパンツですっきりと。
ミュールで軽快に仕上げ、ストールの差し色で遊んでみて。
今季はアメリカの音楽誌「SPIN(スピン)」とコラボレーション。
‘90sを象徴する女性ミュージシャンの表紙をプリントした
セーターやトートバッグ、ロングTシャツなど、
カルチャー感あふれるグラフィックアイテムが登場します。
1985年にNYにて創刊。「ローリングストーン誌」に対抗する
オルタナ系音楽専門誌として支持を集める。
現在は紙からウェブに移行し、
ニュースやレビュー、インタビューなどを配信中。www.spin.com
スピン マガジンの表紙がプリントされたプレイフルなニットは、
デニムではなく、エッジィなアイテムでモードアップを。
合わせたのは、レザー素材のランジェリー風キャミワンピース。
ベージュやプリーツが醸し出す、抜け感を楽しみましょう。
シーズンの鍵となるグリーンのパンツを主役にしたコーデ。
今年っぽくはずすなら、グラフィックTを投入してみて。
上に羽織ったのは、トレンチコートからはずした袖のパーツ。
ボレロ風に取り入れ、レディな小物で上品にコーディネート。
歌姫の顔がプリントされた90sムード漂うロンTは、
対極にあるハードなアイテムでイメージをアップデート。
レザーベルトやクロコ柄ブーツなど、同系色で統一すれば、
小物で遊んでいても、印象はミニマルにまとまります。